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2つの“八月のクリスマス”。

少し遅い夏休みのとれた10月のある日、銀座のシネスイッチで 山崎まさよし主演の映画“八月のクリスマス”を観た。
チョイ山崎まさよしファンの私が、かなりファンの女性達に混ざった感があったが、緩やかに流れる映画の展開に自然に引きこまれていった。
プラス山崎まさよし、そして最後の歌で私のハートは全開!涙そうそう!

ふと、もとになったという韓国の“八月のクリスマス”を借りてきて観た。
更に良かった~秀作!!
韓国のふつうに繰り返される日常、病を負い死を宣告された身の写真屋の青年ハン・ソッキュと駐車違反取締員のシム・ウナの淡い恋。 日常生活は一見おなじことの繰り返し、でも、そこに美しいものがあるということをすごく繊細に描いている。その美しさはせつなさであったり、悲しみであったり。。。
1998年だからもう7.8年くらい前の作品。
まだ若いハン・ソッキュも普通の男を演じ、特に死を前に粛々と生活を送りながらも嵐の夜にひとりおびえながら父の寝床に寄り添うシーンは心にのこる。
これがデビュー作だというシム・ウナも実に初々しく若々しく“生”を表現しているからこそ、この対照的な二人の境遇がせつないのだろうな。。
といろいろいってみましたが、
まだ見ていない人、いりくんだ恋愛映画に飽きた人には是非オススメです。
by toyokoID | 2006-01-02 12:11 | いとおかしごと

うつわをつくったり、絵を描いたりの日


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